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職種別の集客公開 2026年10月20日

若手・未経験層の集客|受信条件の決め方

若手・未経験層は、職種が決まっていない分、求人の数に比べて「紹介できる人」の幅がとても広い領域です。その一方で、職歴の浅さ・学歴・いまの働き方がばらばらなため、条件を決めずに集めると、紹介先が見つからない方や、連絡がつきにくい方まで一緒に届いてしまいます。件数は増えても、面談に進む人の割合が上がらない原因の多くはここにあります。

「未経験 若手 人材紹介 集客」で上位に出る記事は、紹介会社の選び方や採用側のメリットの説明が中心で、集める側がどんな条件で受け取るかまでは触れていません。この記事では紹介会社の側に立ち、18〜34歳の層がどんな人たちなのかを当社が集めた実データで確認したうえで、受信条件の決め方、申込フォームの項目、届いた後の初動までを整理します。

若手・未経験層の集客で起きやすい3つのつまずき

職種別の領域と違い、若手・未経験層には「資格」という分かりやすい目印がありません。そのため、つまずき方も少し違います。

  • 希望職種が固まっていない:「営業」「事務」「販売」など気になる職種はあっても、本人が決めきれていない。職種で細かく絞ると、受け取れる方が一気に減る
  • 現在の状況がばらばら:正社員のまま探す方、アルバイトやフリーターの方、離職中の方が混ざる。連絡のつきやすい時間帯も、動き出す時期も違う
  • 紹介会社とまだ話していない方が多い:他社と比べて選ぶ前の段階の方が多く、最初の連絡で印象が決まる。初動が遅いと、先に連絡した会社に決まる

つまり若手・未経験層では、職種ではなく年齢・学歴・エリア・現在の状況の4つで、受け取る範囲をあらかじめ決めておくことが歩留まりを左右します。

届く方の実像:当社の登録者データ

当社が若手向けの相談フォーム「シロキャリ」で集めた求職者の傾向は次のとおりです(「求職者送客の窓口」登録者データによる当社の集計値。時期や広告の内容で変わります)。

若手向けフォームの登録者の内訳(当社集計)
項目内訳
年代18〜19歳 9.0%/20〜29歳 78.3%/30〜34歳 10.1%
最終学歴高卒 40.7%/大卒 28.2%/専門・短大卒 27.9%
現在の就業状況正社員・契約社員 49.9%/アルバイト・フリーター 22.3%/無職・離職中 16.5%/派遣・業務委託 7.3%
利用中のエージェント数0社 68.3%/1社 13.2%/2社 12.3%/3社以上 6.2%(平均0.6社)

ここから分かるのは3点です。中心は20代、学歴は高卒から大卒まで幅広く、約7割がどの紹介会社とも話していない。つまり、受け取る範囲を学歴で厳しく絞らなくても、他社と同じ人を取り合う場面は少ないということです。

上の数字は当社のフォームに集まった方の傾向であり、他の集め方や媒体で同じになるとは限りません。自社で集める場合は、まず数十件の実データで確認してください。

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受信条件を決める4つの軸

若手・未経験層の受信条件は、次の4軸を順に決めると迷いません。当社の送客でも、カスタマイズ契約でエリア・年齢・性別・職種・学歴ごとに受け取る区分を選べるようにしています。

軸決め方の目安外すときの注意
年齢18〜34歳を基本にする。紹介先が若手向けなら、20代のみに絞ってもよい30代前半を外すと母数が減るが、経験の浅さとのミスマッチも減る
学歴紹介先の応募条件に合わせる。高卒以上を基本にする会社が多い中卒を外すと、受け入れ先のない方への架電を減らせる
エリア面談できるCAの拠点と、紹介できる求人の勤務地で決める地方まで広げるなら、オンライン面談の体制を先に整える
現在の状況正社員・アルバイト・離職中のどれも受け取るのが基本離職中のみにすると連絡はつきやすいが母数が小さい

決めたら、次の順で運用に落とします。

  1. 紹介できる求人の条件(年齢・学歴・勤務地)を一覧にする
  2. 一覧にない区分は受け取らない設定にする
  3. 月の受け取り上限を、面談できるCAの人数に合わせる
  4. 最初の1か月は、届いた方の面談設定率を区分ごとに見て条件を見直す
POINT

職種で絞るのは最後。決めきれていない方が多い層なので、職種は面談で聞き足すほうが、届く件数も本人の納得感も上がります。

申込フォームは「60秒・3ステップ」に絞る

若手はスマートフォンで、広告を見てその場で入力することがほとんどです。入力が長いほど途中でやめられるため、項目は受信条件の判定に必要なものだけに絞ります。当社の若手向けフォームは次の3ステップ、約60秒で完了します。

当社の若手向け相談フォームの項目
ステップ聞く項目使い道
1働き始めたい時期(タップのみ)優先度の判断。タップだけで次へ進める
2就業希望の都道府県・気になる職種・最終学歴・現在の状況・性別エリアと学歴の判定、面談での話題づくり
3氏名・年齢・電話番号・メールアドレス・紹介先1社への同意連絡と、同意した1社への送客

職種は「気になる職種」として選ぶだけにして、細かい希望は聞きません。履歴書の提出や職務経歴の入力は求めず、職歴の浅い方がフォームを見て諦めないことを優先しています。

同意欄には、紹介先として表示した1社の社名だけを出します。ほかの会社に同じ情報が渡らない形かどうかは、リードを買う側が必ず確認すべき点です。確認の項目は独占リードと共有リードの違いにまとめています。

届いた後の初動:面談の日時は本人に選んでもらう

若手・未経験層は、仕事中や学校・アルバイトの合間にフォームを入力することも多く、届いてすぐ電話しても出られないことがあります。電話で追いかける前に、申込の直後に本人が面談日時を自分で選べるようにしておくと取りこぼしを減らせます。

  • 申込の直後に予約画面を出す:当社では、紹介会社のCAのカレンダーの空き枠から、本人が面談を予約できる画面を出している(予約しない方もいるため、その方には架電で追いかける)
  • 連絡手段を電話だけにしない:夜や休日にしか動けない方もいるので、メールやSMSでの再案内を組み合わせる
  • 最初の面談では職種を決めつけない:「未経験でも始めやすい仕事」と「本人がやってみたい仕事」を並べて整理するだけで、相談する価値になる

予約画面の作り方と、再案内を送りすぎないための上限の決め方は面談の日程調整を自動化する方法に書いています。

面談予約率や着座率の参考値は、架電体制がある場合の想定値であり、実績を保証するものではありません。

よくある質問

若手・未経験層は、年齢をどこまで広げて受け取るべきですか?

18〜34歳を基本にし、自社で紹介できる求人の年齢条件に合わせて決めてください。紹介先が若手専門であれば20代に絞ったほうが紹介しやすく、幅広く扱えるなら30代前半まで含めて母数を増やせます。

学歴で受け取りを絞るのは、差別的になりませんか?

紹介先の求人が応募条件として学歴を求めている場合、その条件に合う方だけを受け取るのは実務上の判断です。求人の条件と無関係に絞るのではなく、紹介できる求人の応募条件に合わせて決めてください。

職種は申込フォームで細かく聞いたほうがよいですか?

若手・未経験層では、聞きすぎないほうが申込は増えます。気になる職種を選ぶ程度にとどめ、細かい希望は面談で聞き足すほうが、本人の納得感も高まります。

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田中 大雅
この記事を書いた人田中 大雅株式会社HADO 代表取締役

人材紹介事業の未経験から自社エージェントを立ち上げ、キャリアアドバイザー20名規模まで拡大。現在は求職者送客・人材紹介・SEOメディアなど複数事業を運営しています。本コラムでは、自社で運用している広告集客・送客・面談予約の仕組みと数字をもとに、人材紹介会社さまの集客と歩留まり改善の実務を発信します。

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